鳥取の老健施設で誤飲誤嚥について講演してきました。

高齢者の誤飲で多いのが義歯の誤飲。

その施設では義歯の紛失がわかり、探しても見つからないのでX線撮影をしたところ、胃の中に写っていたのです。

高齢者でなくても誤飲は起こりうることで確率は下げられても完全に防ぐことはできません。

認知症の高齢者ではなおさら可能性は高まりますし、飲み込んだことすら認知できない可能性が高いです。

重要なのは誤飲をしたかもしれないという疑いをもつことと、

普段から義歯の形や口腔内の状態を把握して、義歯の破折や補綴物の脱落がすぐに把握できるようにすることですね。

岸本歯科医院