先日回覧で回ってきた書類に、切削器具(いわゆるエアタービン)はユニットの数の2倍以上揃えるように、とありました。

患者さん一人に使うごとに滅菌にかけるのが原則なのでこれは当然のことです。

最低でも2倍ないと滅菌中はエアタービンを使えないので、治療内容に大きな制限が出てしまい支障をきたします。

当院で揃えている数は2倍どころではありませんが、それでも絶えず滅菌用の機械(高温高圧で滅菌します)は絶えず動いています。

もちろん、エアタービンだけではなくその他の機材も使うごとに滅菌、コップやエプロン、グローブは一回使いきりのディスポ、

口に入る機材にもディスポの袋を被せたりラップでカバーしたりと感染対策は万全にしています。

ただそこまでこだわると毎日の産業廃棄物が尋常ではない量になります。

まあ歯科や医科という職業は環境には優しくないんですよね。

毎日のごみの量を見るたびに環境汚染を考えてもやもやしてしまいます。

環境に優しく万全な感染対策を誰か考えてくれないかなと切に願います。

岸本歯科医院