AEDが耐用期限が切れたため新しく買い換えました。

それと合わせて生体情報モニターも新しく買い換えました。

幸いなことに耐用期間中にAEDを使う状況は訪れませんでしたが、

使わなかったから損をしたということではなく、

患者さんが危険な状態に陥らなかったとほっとしています。

これを使う状況というのは誰かが心室細動を起こした可能性があるという危険な状況ですので、

なるべくなら訪れて欲しくないものです。

滅多に遭遇しないからといってAEDが無くてもいいわけではないですし、使い方を熟知しておく必要があります。

口腔外科学会のセミナーや外部講師を呼んでの講演などを定期的に行ってはいますが、

いざという時にどれだけ冷静に動けるのか、医院全体の質が問われるところです。

そして生体情報モニターも新しくしていますが、基本的には以前のものそう変わるものではありません。

しかし今回のモニターは以前のものと比べて圧倒的に情報の記憶力に優れています。

自動でハードディスクにモニターした情報を記憶してくれるので、

なにかあった時だけでなく、歯周外科やインプラント、智歯抜歯、小手術の際にも心強い味方となります。

先代に比べて若干大きくなったので収納に苦労していますが、

全身麻酔の手術にも使えるほどの機能を持っている優れものです。

AEDとともに安全に診療を行うための機械なので、なるべく良い物をと思って探していました。

海外製でもっと安い物もあったのですが、良く知らない会社の製品に安全を任せるのが怖かったので、

千葉の某サッカークラブの本拠地のネーミングライツを持っている会社の製品にしました。

かなり高い買い物だったのでちょっと懐が心配ではありますが・・・。

岸本歯科医院